全日本写真連盟

「著作権と肖像権」の勉強会 日本写真著作権協会とのコラボで実現

 「ちょっと待って!その写真大丈夫?」と題した、著作権と肖像権に関する勉強会が10月29日、名古屋市中区の朝日新聞名古屋本社で行われた。全日本写真連盟中部本部と日本写真著作権協会との共催事業で、会場の朝日ホールには当初の募集定員120人を上回る143人が来場。中には愛媛、兵庫、滋賀、富山、静岡といった県からの参加もあり、写真活動における権利問題への関心度が伺われた。

 第1部では、同協会理事で日本写真家協会などの役員も務める山口勝廣氏が講演。著作権や肖像権とは何かという基礎知識から、撮影時のルールとマナーといったカメラマンとしての心得に至るまで、写真家の立場から指導した。さらに近年、スマホなどで撮影した写真を気軽にWEB上で公開する危うさや、コンテストによっては応募作の著作権が主催者に渡ってしまう実情も紹介。事前に届いた参加者からの質問にも答えた。
 第2部では、朝日新聞社名古屋本社報道センターの小川智カメラマンが「肖像権と報道現場」をテーマに、普段から取材時に気をつけていることや、掲載できなかった写真の舞台裏などを解説。参加者たちは熱心に耳を傾けていた。
 この日は、日本写真家協会が今年7月に刊行した書籍「SNS時代の写真ルールとマナー」が教材として、受講者全員に配られた。
(文・写真 中部本部事務局長 日置康夫)

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2022/08/01
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