コンテスト情報

第19回全日本女性写真コンテスト

コンテスト概要

第19回全日本女性写真コンテストには、1559点の応募がありました。審査の結果、金賞に田部昌子さん(東広島市市)の「あひるの大行進」が選ばれました。


結果・講評

●総評 総本部理事 金井 育子

 女性の進出が著しい時代、身近なものを気楽に撮ってブログに掲載する、若い女性の写真愛好家が増えています。今後作品つくりに取り組む「カメラ女子」の活躍が期待されます。
第19回を迎えたコンテスト、例年に比べると特出した作品が少なく、インパクトのない作品が目立ち低調気味でした。東日本大震災を受けた地域からの応募は僅かですが、復興の足音が聞こえて来ました。
女性の視点でとらえた、繊細さ、やさしさ、女性らしいほっとする作品を是非撮っていただきたい。被写体と向き合った作品つくりをお勧めします。
ネイチャー、風景、街角、造形の作品が少なく、「灯台もと暗し」身近なところに目を向けて、女性しか撮れない写真をご応募ください。
審査は応募プリントで行うため、プリント仕上げは丁寧に、題名は作者の思いを伝える代弁者です。シャッターチャンス、色彩、光、構図、イメージに優れた上位作品は、作者の感動が響いてくる秀作です。

●金賞「あひるの大行列」
田部 昌子(東広島市)
講評 関東本部委員 清水 公代
画面全体を照らす朝の光が美しいなか、アヒルの大移動の始まり、俯瞰からの撮影で構図、タイミング、露出、文句のない作品です。

●銀賞「デビュー」
牛場 寿子(津市)
講評 関西本部委員 中島 章子
ラインライトに浮かぶ姿態、出番前のダンザーの静かなシーンですが、その場の雰囲気を写しとめています。

●銀賞「あのね」
植田 信子(草津市)
講評 関西本部委員長 富田 健治
適切なアングルから少女の表情と、ネコの視線を上手く捉え「あのね」と語りかける楽しさが伝わります。

●銀賞「雪原の赤い鳥」
佐藤 宮野(岡山市)
講評 中部本部委員 下里 幸子
鳥のささやきが聞こえそうです。新鮮な驚きと優しいまなざしが伝わってきます。

●銅賞「群生」
市川 弘子(古河市)
講評 関西本部委員 三上 富美子
可憐なお花が見事です。暗い空間に2本の古木を配して広く表現し、奥行きを感じさせる作品です。

●銅賞「夕暮れトリック」
小林 慎子(北杜市)
講評 関西本部委員 広瀬 裕子
夕焼けの田に映り込んだ電車のシルエットと色調に詩情を感じます。

●銅賞「ドリーム」
大槻 恭子(向日市)
講評 関西本部委員 岡本 佐知子
モダンな建物の窓から差し込む光と影のハーモニーが神秘的な空間を作り出しています。

●銅賞「スポットライト」
川田 晃代(吹田市)
講評 関西本部委員 塚田 澄子
逆光のススキやクモの巣に水滴が煌めき非常に美しい。カマキリの姿に動感と立体感がある。

●銅賞「心は春」
小西 貞子(奈良県上牧町)
講評 関西本部長 山本 雅彦
しんしんと冷え込んだ奈良、平城京跡の大極殿の前にたたずむカップルの親密度が伝わる作品。大極殿は昨年完成したところで、ニュース性のある場所設定もいい。

審査員

金井育子 全日本写真連盟 総本部理事
富田健治 全日本写真連盟 関西本部委員長
清水公代 全日本写真連盟 関東本部委員
下里幸子 全日本写真連盟 中部本部委員
塚田澄子 全日本写真連盟 関西本部委員
中島章子 全日本写真連盟 関西本部委員
三上富美子 全日本写真連盟 関西本部委員
岡本佐知子 全日本写真連盟 関西本部委員
広瀬裕子 全日本写真連盟 関西本部委員
山本雅彦 全日本写真連盟 関西本部長
主催:
全日本写真連盟・朝日新聞社
協賛:
株式会社ワコール・富士フイルム株式会社
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