
第10回全日本モノクロ写真展
コンテスト概要
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第10回全日本モノクロ写真展(全日本写真連盟関東本部、朝日新聞社主催)の審査が、このほど朝日新聞東京本社で行われ、入賞作品69点が決まりました。最優秀賞には伊藤 憲治さん(三重県)の「また明日ね〜」が選ばれました。
応募総数は2,048点。審査には写真家の英伸三氏、福島義雄・アサヒカメラ副編集長があたりました。入賞作品は8月26日から9月1日まで、東京都港区の富士フイルムフォトサロンで、「第43回カラーフェア」「第3回人間大好き!フォトコンテスト」と一緒に展示されます。
日時:8月26日〜9月1日
時間:10:00〜19:00(最終日16:00まで) |
結果・講評
第10回全日本モノクロ写真展(全日本写真連盟関東本部、朝日新聞社主催)の審査が、このほど朝日新聞東京本社で行われ、入賞作品69点が決まった。応募総数は2048点。審査には写真家の英伸三氏と福島義雄・アサヒカメラ副編集長があたった。
講評 英伸三氏(写真家)
前回より応募数が650点も多かった。モノクロームの写真表現に可能性を託す支持層が加わったことの表れであろうか。デジタル作品もプリンターの高性能化などで、仕上げが向上した。都市や農村でのスナップ、祭りなどを題材にしたものが多かったが、子どもを被写体にした作品に優れたものがあった。
ただ、3月に東日本を襲った大地震と大津波、原発事故などに関わる作品はほとんど見られなかった。写真は自己表現と同時に、時代を記録する役割も担う。モノクロ表現の奥行きと幅を広げていくためにも、いま写真で何ができるか真剣に考えたいものである。
「また明日ね〜」
女子高生だろうか、自転車と一緒に電車通学する様子を捉えたユニークな作品。自転車ごと乗車した友達を反対方向に帰る3人が見送っている。ミラーや踏切の警報機がプラットホーム上であることを効果的に説明している。
「哀愁列車只見線」
霧のたなびく山の下方に広がるのはダム湖だろうか。対岸の森に囲まれた集落と木々が静かなたたずまいを見せ、手前を列車が幻のように通過していく。たいへん印象的な光景である。
「木漏れ日」
木目の通った戸袋とガラス戸に柔らかく差す木漏れ日。そこに子どもたちを配したアイデアがとてもいい。作者の注文に応えた3人の子どもたちのしぐさもかわいらしい。
「天使」
背中に手作りの天使の羽をつけた男性。ふわふわした白い雲の中へ飛び立って行きそうにも見えて面白い。何かのイベントなのだろうが、アングルの工夫がメルヘンの世界を創出している。
審査員
- 主催:
- 全日本写真連盟関東本部・朝日新聞社
- 協賛:
- アサヒカメラ、エプソン、ケンコー、写真弘社、スタートラボ、天賞堂、ニコン、富士フイルム、フレームマン、三菱電機、山田商会