コンテスト情報

第3回全日本まつりフォトコンテスト

コンテスト概要

 「第3回全日本まつりフォトコンテスト」(全日本写真連盟首都圏ブロック、朝日新聞社主催)の入賞・入選者74人が決まりました。

30の都道府県から1220点の応募があり、最優秀賞には常西勝彦さん(愛知県)の「クライマックス」が選ばれました。
写真家で全日本写真連盟理事の熊切圭介さんが審査にあたりました。

写真は最優秀賞に選ばれた常西勝彦さんの「クライマックス」

結果・講評

日本には、いったいどの位の祭りがあるのだろうか。神仏にまつわるもの農漁業、芸能、季節や暦に基づく祭りなど数限りなくあるだろう。
今回のフォトコンテストにも、実に多種多様な祭りの写真の応募があった。改めて日本の祭りの豊かさと面白さに驚かされた。日常の生活の中のある日、ある期間だけ非日常の世界が現れる祭りの楽しさや美しさ、ダイナミズムなどが、祭りの情景そのものにはもちろん、日常の暮らしや社会とのかかわりを含め、様々なエピソードの中に表現され記録されていた。内容の豊かさを含め作品の質的水準は高かったが、プリントに難があり入賞にいたらなかった作品があったのが残念だ。
日本の民族の記録として、また表現として祭りの写真は大変貴重だ。これからも積極的に祭りの写真と取り組んでほしい。

◆最優秀賞 「クライマックス」 常西 勝彦(愛知県)
日常の生活の中に日日常の世界を創り出す祭りには、喜怒哀楽の様々表情があります。紙ふぶきが舞う、祭りの情景を捉えたこの作品は、華やかな祭りを象徴的に表現しています。

◆優秀賞 「頑張る子供」 小林 岩男(千葉県)
男衆に追われ、砂浜を疾走する白馬。その上で振り落とされないように懸命に体を支えている子供の姿と、3人の男性の激しい動きとの対比が、巧みに表現されています。

◆優秀賞 「練り合わせ」 阿部勇夫(兵庫県)
だんじり祭りは、その勇壮な光景で有名です。大勢の人たちに取り囲まれている一基の山車を中心に、画面一体に祭りを興じる人の姿
を写した画面構成に迫力があります。

◆朝日新聞社賞 「駆ける」 村上 宰(千葉県)
激しい動きの一瞬を捉えたシャッターチャンスと、祭り人を画面全体に写しこんだフレーミングが見事です。アングルを低くして撮影しているので、動感が一層強調されました。

◆全日本写真連盟賞 「暴れ獅子」 服部清次(埼玉県)
縦位置の画面をフルに使って、この祭りの特徴的な情景を鮮やかに表現しています。獅子が水の中から現れた瞬間の姿を中心に、布の色彩や水の飛沫を生かして撮影しています。

◆関東本部長賞 「似合っているよ」 吉田 和夫(埼玉県)
虚無僧を始め、様々な格好をした人たちは、これから祭りに参加するのでしょうか。道の上からその一行に声をかけている女性の姿に日常生活のリアリティを感じます。

審査員

熊切 圭介 全日本写真連盟理事
主催:
全日本写真連盟首都圏ブロック・朝日新聞社
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